手作り無垢の家具


無垢の木は、削っていくと、それぞれの香りを発し,またそれは一つ一つ木の種類によって違う。

またその肌も、手触り、木目、色合いも唯一無二のもの。

人間にもさまざまな人種がある。同様に、木にもさまざまな木の種類があり、その風貌、性格、資質も違う。

人は大雑把に、「木」、とひとくくりにすることが多いように思うけれど、ちょっとだけ個別に木を見てみると、個々の個性には驚くほどの魅力が潜んでいることを知ってもらいたい。

 

無垢の木で家具を作るには、その耐久性や用途によって、一番適した木があるのだけど、出来れば許容範囲の中で、色々な木と触れ合ってほしい。重さや、軽さ、重い色、軽い色、木によって違うその個性を色々味わってもらえたらいいなぁと、いつも思っている。

無垢の木は、伐採され、製材され、乾燥させられてもなお、生きている、と言われることがある。

湿気を吸って膨張したり、湿気を吐いて縮んだり、ついでに反ってみたり。家具になるとその変化が家具としての支障をきたしてはいけないので、木を殺さず、ともに歩んでいける方法をとる。木を知って友達になれれば、仲良くしていける。その方法は先人が教えてくれる。ちゃんと向き合って、嘘さえつかなければ、大丈夫。

 

木は身近にあるものです。あって安心・安らぎを感じる存在なら、そんな木に囲まれてください!

そんな生活空間をいかがでしょうか?